特許翻訳(様式変更のみ)
処理内容
米国出願(あるいはEP出願)用への様式変更のみ(様式はお客様毎に調整) |
納品書類
米国あるいは欧州用の英文明細書作成(リバイズ)
処理内容
1 米国特許実務への対応 |
2 限定要求や単一性違反を受けないクレーム構成 |
3 円滑な権利行使に配慮(広い権利、侵害認定の容易性) |
納品書類
1 英文 |
2 リバイズ後の和文明細書(ワードの修正記録付き) |
3 クレーム対応表 (※1) |
4 コメント(処理内容の説明等) |
(※1) 国内基礎出願のクレームとの対応関係を示す表です。
複数の国内出願明細書の併合(リバイズ)
処理内容
複数(一般的には2~3件)の国内出願から一つの英文明細書を作成します。
フルサポートサービスに加えて、必要に応じて上位概念クレームを作成。 |
納品書類
1 英文 |
2 リバイズ後の和文明細書(ワードの修正記録付き) |
3 クレーム対応表 (※2) |
4 コメント(処理内容の説明等) |
(※2) 複数の国内基礎出願のクレームとの対応関係を示す表です。
英訳の基本方針
一文一意(One sentence, one idea)
科学技術英文ライティングの作法である一文一意に従って短い英文を心がけています。
分かりやすい英文
ノンネィティブの審査官にとって分かりやすい英文を心がけています。米国特許庁は、ベトナム系1世、最近は中国系1世の審査官が多いのが特徴です。一方、欧州特許庁は、英国のみならず欧州各国の審査官が審査を行います。このため、ノンネィティブの審査官が審査を担当する場合があります。したがいまして、簡単で分かりやすい構文で英文を構成しています。
調整内容(和文調整:PCT出願代理並びにフルサポートに適用)
各国共通事項
英訳への対応 |
英訳は、一文一意の原則に基づいて短文化が図られる一方、英訳の一文が和文の一文に対応するように和文側がリバイズされています。したがいまして、基礎出願の日本文の一文が英訳やリバイズ後の和文の複数の文章に対応します。このように、和文側をリバイズして英訳に対応させることによってチェック負担の軽減や訳抜けの防止を実現しています。 |
調整和文の利用方法(外国特許出願業務の効率化)
1 翻訳前の確認作業において |
調整和文は、外国法や実務に対応させるためのリバイズ内容や弊社の技術的な理解(必要に応じて原文を修正します。)を示します。したがいまして、お客様は、翻訳完成前の段階でリバイズ内容や技術内容の確認を行うことができます。お客様は、調整和文に対して修正指示を行うことができます。英文明細書は、調整和文に対する修正指示から原則として1週間以内に納品されます。調整和文は、下訳と平行して作成されるので、調整和文の納品時には下訳が完了しているからです。調整和文のクレームには、お客様のご要望に応じて参照符号を入れることもできます。これにより、クレームの理解を容易にすることができます。 |
2 出願時の確認作業において |
調整和文は、英文明細書の逆翻訳とも言えます。したがいまして、調整和文を通じて英文明細書の内容を確認することができますので、知財部や研究開発部門の全員が英文明細書の内容を英語で確認する必要はありません。少なくとも1人が調整和文と英文明細書の対比チェックを行えば、他の方は日本語ベースで英文明細書の内容を確認できたことになります。 |
3 中間処理において |
調整和文は、中間処理においても利用価値があります。中間処理は、出願から数年後に始まることが一般的ですので、改めて英文明細書の内容を思い出すことから始まります。しかし、調整和文があれば、英文明細書の内容を和文で確認するところから作業を始めることができます。これにより、知財ご担当者様の負担を大きく軽減することができます。発明者様に対するお問い合わせも原則として日本語ベースで行うことができますので、発明者様からの迅速な回答も期待できます。 |
英文クレームチェック(リバイズ)サービス
米国や欧州の実務上の観点から英文クレームをチェックし、リバイズ案をご提案させて頂きます。
処理内容
1 米国特許実務への対応 |
2 限定要求や単一性違反を受けないクレーム構成の提案 |
3 円滑な権利行使に配慮(広い権利、侵害認定の容易性) |
納品書類
1 英文明細書 |
2 リバイズ後のクレーム和文(ワードの修正記録付き) |
3 クレーム対応表 (※1) |
4 コメント(処理内容の説明等) |
(※1) 国内基礎出願のクレームとの対応関係を示す表です。
リソース
翻訳者
弊社の翻訳者は、インハウス翻訳者と準インハウス翻訳者とで構成されています。
準インハウス翻訳者は、弊社におけるインハウスでの研修(3ヶ月~6ヶ月)を受けた後に在宅で勤務しますが、随時、弊社でのフィードバックや外国特許実務研修の対象となります。
準インハウス翻訳者の翻訳は、全件、インハウス翻訳者による多重チェックの対象となっています。
インフラストラクチャ
1 一元化された用語データ
ベースによる自動処理 |
弊社は、翻訳処理の自動化を推進しており、一元化された用語データベースによって自動置換された後に、人間の翻訳者による処理が行われます。用語データベースは、共通データベースとクライアント様毎のクライアントデータベースを有しています。クライアントデータベースに登録されている用語は、クライアント様からの指定用語やフィードバックされた用語です。クライアントデータベースに基づいて置換された用語は、置換時にハイライトされ、翻訳者に注意を促します。 |
2 翻訳エディタ(自社開発) |
自動置換された日本語と英語の混在した文章は、弊社で自社開発された翻訳エディタを使用して、翻訳者によって翻訳が行われます。 |
3 品質管理 |
弊社の翻訳は、エヌ・アイ・ティー株式会社様のご協力により、色deチェックを中心とした特許翻訳用のチェックソフトウェアを使用して訳抜けやケアレスミスを機械的な観点からもチェックされます。色deチェックは、クライアントデータベースに登録されている用語が適切に使用されているか否かも自動的にチェックしています。 |